こよなく夜景を愛する人へ 香港の夜景 中国


世界三大夜景のひとつ「ビクトリア・ピーク」

2011年4月に九龍島に香港最高峰の超高層展望台Sky100がオープン。これにより世界三大夜景のビクトリアピークと双璧をなす2大夜景スポットに。また宿泊ホテルによっては客室からも優雅な夜景鑑賞も。夜景ファンならずとも一度は訪れたい海外都市といえるでしょう。

  
ビクトリアピーク スカイテラス  Victoria Peak Sky Terrace

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世界三大夜景のおさらい

世界三大夜景とは、香港(ビクトリアピーク)・ナポリ(ポジリポの丘)・函館(函館山)を指します。なかでも、香港は世界的な観光都市でもあり、かつ香港には観光スポットが少ないせいか、観光客が必ず訪れる夜景スポットとなっています。



ビクトリアピークには展望台はありません!

細かな話ですが、ビクトリアピークとは、日本語にすると「ビクトリア山頂(552m)」であり、観光ガイドにのっている展望台のあるピーク・タワーとは、ビクトリア山頂の中腹(396m)にあります。1997年にビクトリア山頂まで登りましたが、視界は狭くなり、人も少なく観光客は皆無状態。安全面にも不安が残るため、夜景スポットとしては、ケーブル山頂駅に直結したピーク・タワーの最上階にある有料展望フロア「スカイテラス」がお薦めということになります。


夜景撮影ならスカイテラス

新展望台は2006年9月に完成したピークタワー。ピークタワーはレストランやショップが併設された7階建てのタワーであり、最上階屋上がスカイ・テラスと展望台になっています。スカイテラスは2007年から有料(20HK$)であり、オープンエアで夜景を楽しめます。

ビクトリアピークには獅子亭という無料展望台もあります。中国らしい風情ある建築物で、ぜひ訪れたいスポットですが、夜景殺意するのであれば、スカイテラスの方が有利です。混雑度合いでは、どちらも混雑しているのでが、スカイテラスは広く、また夜景に向かって左手のエリアは、人が少なく夜景撮影に適しています。


ビクトリアピークに登る前に天候確認を!

香港は湿度が高く、排気ガスなどで大気状態が日本に比べてよくありません。言い換えれば、夜景に適していない天候といえます。私はこれまで3回(夏、秋)訪れましたが、いずれも大気状態が良くなく、霞んだ夜景でした。それでも展望ポイントから高層ビル群までの距離が近いため、それなりに夜景を楽しめます。

ただ、それでも夜景がほとんど見えないことがあります。最低でもビクトリアピークへ訪れると九龍島からだと、往復2時間以上かかりますので、まずは後に紹介する尖沙咀プロムナードへ出かけて、そこから山頂にある明かりが見えるかどうか確かめて下さい。ここから山頂の明かりが見えなければ、ビクトリアピークに登っても夜景は期待できませんので。


ビクトリアピークの攻略法

 一般的なビクトリアピークへのアクセス方法としては、ピークトラムと呼ばれるケーブルカーに乗っていきますが、休日は100人ぐらいの行列になります。待ち時間は30-60分ほど掛かることがあります。

そこで、中環駅よりタクシーを利用してみてはいかがでしょうか。約100HK$で行くことができます。2人の場合はピークトラムとタクシーの金額差は片道で60HK$(約1000円)ですしね。




ビクトリアピーク 獅子亭  Victoria Peak Lions Pavilion

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獅子亭とは

ビクトリアピークと言えば、ピークトラム山頂駅に直結した1972年竣工のピークタワーが有名ですが、その4年後となる1976年に獅子亭と呼ばれる展望台が、ピークタワーから徒歩1分ほどのところに完成しました。

リニューアルを繰り返して近代的となったピークタワーと違い、中国らしい建造物であり、眺められる夜景も大きく変わらないこともあり、こちらもピークタワー同様に多くの世界各地からの観光客で賑わっています。


展望台の撮影もお忘れ無く

多くの観光客が世界三大夜景の香港からの夜景を写真に納めようとしていますが、獅子亭に訪れたのであれば、ぜひ獅子吼亭の展望台自体の撮影もしてみましょう。

 特に人物を入れて記念撮影する場合、なかなか香港の夜景を写し込みのは難しく、であれば獅子亭をバックにして撮影してみると案外、良い感じの写真が撮れます。特にお薦めは、左の2段目の写真のような構図でしょうか。





尖沙咀プロムナード Tsim Sha Tsui Promenade (チムサアチョイ・プロムナード)

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香港らしい夜景が楽しみたければここ

香港の超高層ビル群を眺めるのであれば、尖沙咀プロムナードが定番です。ビクトリアピークからとは180度違った夜景が楽しめ、ビクトリア・ハーバーに反射するビル群の明かりが印象的です。

観光名所の尖沙咀にあり、尖沙咀駅から徒歩10分程度。プロムナードは2Fデッキになっていますが、さらにインターコンティネンタルホテル側に進むと、アベニュー・オブ・スターズと呼ばれる遊歩道があり、海辺の遊歩道を散策しながら香港島の夜景鑑賞を楽しめます。人もまばらで、雰囲気もよく、カップルからファミリーまでお勧めできる夜景スポットです。


シンフォニー・オブ・ライツ

香港の新名所となった「シンフォニー・オブ・ライツ」。毎晩20時になると、尖沙咀プロムナードに設置されたスピーカから流れる音楽とともに、高層ビル群からレーザー光線や、ビルのイルミネーションのショーが楽しめます。

ただ、それほどインパクトのあるショーではないため、現地でのスケジュールをあえて調整するほどではありません。シンフォニー・オブ・ライツ後は、観光客も減るため、あえて20時以降に訪れるのもひとつの手といえるでしょう。

なお、ビクトリアピークから「シンフォニー・オブ・ライツ」を楽しむことを考えている方もいらっしゃると思いますが、これはお薦めします。肝心な音楽は聞こえませんし、ビルのイルミネーションの変化はビクトリアピークからは見えませんので。


スターフェリーもお忘れ無く

 香港島と九龍島を結ぶスターフェリーからの夜景鑑賞もお薦めです。スターフェリーは湾仔-尖沙咀と中環-尖沙咀を結ぶ2路線が一般的ですが、お薦めは乗車時間が長く、香港島のビル群が見やすくなる湾仔-尖沙咀路線です。

湾仔発の場合は、進行方向に向かって左手。尖沙咀発の場合は、進行方向に向かって右手に座れば香港島のビル群が見えます。


プロムナードは23時まで

2Fデッキのプロムナードは23時に閉鎖されますが、2Fデッキでなくても、1Fデッキでも全く同じ夜景が楽しめるので大丈夫です。

ただ23時以降は徐々にビルの明かりが少なくなっていきますので、夜景撮影を目的とする場合は、オフィスビルの明かりのある平日の早い時間に訪れることをお薦めします。なお、このページの写真は週末の写真となっています。



マンダリンオリエンタルホテル香港 Mandarinoriental Hotel Hong Kong

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マンダリンオリエンタルホテルとは

 世界13ヶ国に21のホテルを構える、世界的な高級ホテルとして数えられるマンダリンオリエンタルホテル。日本でも2005年に日本橋にマンダリンオリエンタルホテル東京としてオープン。そして、その第一号店がマンダリンオリエンタルホテル香港となります。


九龍島か? 香港島か?

ホテルを選ぶときの判断として、ビクトリアピークがある香港島か、尖沙咀プロムナードがある九龍島のどちらか?

夜景を楽しむのであれば、九龍島にあるインターコンチネンタル香港がイチオシでしょう。シンフォニー・オブ・ライツを客室から楽しめ、対岸の香港島に超高層ビル群が建ち並ぶため夜景としての見応えがあります。

一方、香港島を選ぶ理由はふたつ。ひとつは昼間の景色を楽しむ。日中は九龍島にあるホテルからの客室は南向きであり逆光。一方香港島の客室は北向きであるため、景色が見やすくなります。もうひとつはグルメ。ハイセンスな飲食店は、銅鑼湾駅・湾仔駅などにあることが多いです。


客室で個室カフェ気分

マンダリンオリエンタルホテル香港に宿泊した取材では、香港は4回目となり日中はホテルでのんびり過ごすことにしました。先述の理由により、昼間の景色は香港島にあるホテルからの眺望のほうが優れています。

 また、マンダリンオリエンタルホテル香港には、美味しいケーキ店がテナントと入っており、ケーキをテイクアウトして、客室のミュージックオンデマンドで好みの音楽を掛けて、景色を眺めながらゆったりと過ごす。このような優雅に日中を過ごすという愉しみ方も素敵ですよね。






[企画・運営] 夜景倶楽部  代表 縄手真人