こよなく夜景を愛する人へ 上海の夜景 中国


同じデザインのビルがひとつもない!? 超高層ビルラッシュ上海。

人口1400万人を抱える中国最大の国際都市・上海には中国で一番元気な都市。特にベイエリアは世界第4位の超高層ビルに、映画「ミッション員ポシブルV」で舞台となった超高層ビルと、個性的なデザインの超高層ビルやマンションが次々と建設されています。

今回はベイエリアの浦東(プードン)エリアの2大夜景スポットと、夜景を眺めながら散策できる遊歩道「外灘(ワイタン)」をご紹介します。


地図はWorld City Guideを利用しています。
金茂大厦(ジンマオダーシャー「ジンマオ・ビル」)

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世界第4位の中国・最高層ビル

台北101(509m)、上海の世界金融センター(492m)、マレーシアのペトロナスタワー(452m)、シカゴのシアーズタワー(442m)に続き、世界第5位のジンマオビルは高さ420mです。展望室は340mとなり、東京タワー(333m)のてっぺんよりも高い位置から夜景を眺めることになります。 (2009年2月現在)

中国では超高層ビルといえば香港をイメージされることが多いですが、超高層ビルの建設ラッシュしている上海は、数年後には香港以上の超高層ビル群の都市に生まれ変わりそうです。




開放感あふれる展望室

ジンマオビルの88F展望室は、ほぼ全面ガラス張りのため、開放感あふれるます。室内の照明も少し暗めであるため、夜景も見やすく夜景鑑賞環境は問題ありません。360度景色を見渡せ、周辺に視界を遮るビルが現在ありませんので、大パノラマの景色が楽しめます。

しかし2008年には、ジンマオビルの隣に建設しているShanghai World Financial Centerが完成して、ジンマオビルよりさらに高い492mになるため、360度パノラマは今だけですね。



夜景の常識「薄暮の時間帯=ベストタイム」は当てはまらない

夜景が最も美しく輝くのは、日没時間から20〜30分後の薄暮の時間帯とされています。まだ空に明かりが残り、空はブルーに輝き、港や海も色づき、街も輝きはじめ、最も色鮮やかになるためです。

しかしながら、ジンマオビルではそれは当てはまりません。

ジンマオビルからの眺めで特徴的な建造物は二つあります。ひとつは「東方明珠塔のライトアップ」。もうひとつは「外灘沿いに連なるライトアップされた洋館群」です。薄暮の時間帯には、これからがまだライトアップされていないため、主役の抜けた夜景となってしまうためです。



超!吹き抜け

この88F展望室には外の景色以外にもうひとつ「おたのしみ」があります。それは展望台の中心部に、答えがあります。ジンマオビルの53F〜87Fには、グランド・ハイアット上海とい超高級ホテルが入居しており、全フロア吹き抜けになっています。その吹き抜けを88Fから見下ろせるようになっています。(もちろんガラス張りですよ)

夜景も素晴らしいですが、ギネスブックにも登録されている吹き抜けをチェックするのもお忘れなく!



アクセスと営業時間

この周辺は最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内にあり、また振興開発エリアでもあるため治安も特に心配ありません。ただタクシーは日本に4分の1程度と格安ですので、ホテルから直接タクシーで行かれてみてはいかがでしょうか。

ジンマオビル
・無休
・営業時間 8:30-21:00
・往復 50元
2006年9月時点の情報です。


東方明珠塔(ドンファンミンジューター)

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中国の東京タワー

上海を旅行番組などで必ず登場するのが、ここ東方明珠塔です。3つ球で構成されるテレビ塔は、近未来都市を感じさせる巨大建造物となっており、上海を代表する観光名所です。

この3つ球それぞれが展望室になっていて、最上階の「上球」の上球は350mの高さにあり、ジンマオビルを10m越え、中国で最高層の室内展望室になります。また、中球(263m)・下球(98m)は室外テラスに出ることができ、夜風に当たりながら夜景を楽しめます。



券売所で悩む。 どこまで上がろうか?

東方明珠塔の敷地に入る手前に券売所があり、ここでチケットを購入しないと東方明珠塔の足元まで行くことができないようになっています。

さて、この券売所で悩むのが、どのチケットを購入したら良いか? なんせ、「上球」まで上がるためには125元(約2000円)と、中国物価を考えると、日本では4000円相当の高額チケット!

上球は高額であるため、中球に比べると人は少ないのですが、スペースは狭いです。また、霞んだ日が多い上海では、大気状態によっては、高層に上がるほど夜景が見づらくなることもあります。

そこで、私は「東方明珠塔の中球の室外テラスから夜景を眺め、ジンマオビルで上海全景の夜景を眺める」というプランをお進めします。ジンマオビルと東方明珠塔の上球は10mしか変わらず、東方明珠塔からは、肝心の東方明珠塔のライトアップを眺められません。

あっ、もし澄んだような大気状態に恵まれていれば、これは上海では珍しいこと。ちょっと値が張っても上球まで上がってみてはいかがでしょうか。



アクセスについて

ジンマオビル同様に、この周辺は最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内にあり、また振興開発エリアでもあるため治安も特に心配ありません。ただタクシーは日本に4分の1程度と格安ですので、ホテルから直接タクシーで行かれてみてはいかがでしょうか。

東方明珠塔
・無休
・営業時間 8:30-21:30
・料金 上球まで125元(中球までは50元と記憶しています)
2006年9月時点の情報です。


外灘(ワイタン「バンド」)

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天候に左右されにくいスポット

上海の夜景スポットとしては、東方明珠塔とジンマオビルがありますが、霞んだ状態が続く上海では、綺麗な夜景が眺められないこともあります。そのようなときにでも、外灘の遊歩道からは夜景(光源)までの距離が近いため、天候に左右されにくいです。




ベスト・ビュースポットは?

遊歩道は南北に延びていて、どこからも対岸沿いに立ち並ぶ東方明珠塔やジンマオビルの近代ビル群である浦東(プードン)エリアを眺められますが、私のイチオシは遊歩道最北端にあり、記念塔のモニュメントが目印の「黄浦公園(ホァンプーゴンユェン)」です。

こちらは人も少なく、また浦東エリアと、外灘沿いに連なるライトアップされた洋館群を同時に眺めることができます。




アクセスについて

徒歩数分以内の最寄り駅はありませんが、お薦めルートは地下鉄2号線の人民広場駅を降りて、南京東路経由で外灘に向かうルートです。

南京東路は、歩行者天国であり、派手なネオンで多くの観光客で賑わう通りです。日本での歌舞伎町でしょうか。人民広場からは徒歩15〜20分かかりますが、上海の活気を感じられます。地下トンネルの観光陸道ルートもありますが、観光陸道は子供だまし的な乗り物ですので、時間があればぜひ南京東路ルートをお薦めします。





[企画・運営] 夜景倶楽部  代表 縄手真人